白昼夢、或いは全部勘違い

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好きな女の子の話

好きな女の子ができました。
インターネットで知り合った、会ったこともないし話したこともないし顔も知らない女の子です。
「好きな女の子」という表現が一番ぴったりなので、「好きな女の子」と呼んでいます。

今まで、特定の好きな人などの生き物(旦那とか、たまに行く猫カフェの猫ちゃんとか、大森さん)はいたけれど、「好きな女の子」という呼称がこんなにも合う人は初めてなので、これは私の初恋かも知れません。
初恋は何度あってもいいと思っています。
まだあげ初めし前髪の!林檎のもとにみえしとき!

最近は、その女の子の好きな音楽を聴いて、好きな小説を読んで、好きな漫画を読んで、あと、好きなゲームを始めました。
大森さんは、「君のオススメに面白いものはひとつもなかった」と歌っていましたが、あの子の好きなものは今のところ、全部私の感性によく馴染むものです。(ゲームは元々やらないのでまだよくわかりません。)
好きな漫画がね、同じだったんです。
そういうひとつひとつの事実を丁寧に覚えておきたいと思っています。

あの子の紡ぐ言葉がとても好きです。
身の回りの出来事ひとつひとつを無視しないで、世界に揺さぶりをかけられている自分を自覚しているところがとても好きです。
生きているとか、死んでいるとか、丁寧に考えているところがとても好きです。

あの子の視界に入ることが恥ずかしくてたまりません。
私はあの子の眼にどう映っているのか、考えただけでも卒倒しそうです。
あの子の眼に、この世界はどう映っているのかなんて、聞き飽きた台詞を思い出しました。
あの子の世界はどんな色をしているのでしょうか。私にはわかりません。
きっと私より、多分くすんでて、その分そのくすみの種類が多いんだろうなと想像します。

好きな女の子がいるだけで、毎日がキラキラしますね。

この作品はフィクションです。