白昼夢、或いは全部勘違い

コンテンツの消費

ふつうのにっき

いつも論考気取りの考察気取りばかり書いているので、たまには日常を記録しようと思った。万年筆のこと 少し前から万年筆を使っている。 プレピーから初めて、プレジール。 ラズベリーブラックというインクがとても気に入っている。 満足しているのでそれ以…

大森靖子を襲名するということ

しゅうめい 【襲名】 《名・ス他》親の名や師匠の芸名をつぐこと。 大森靖子を襲名することになった。 訳がわからない人はこちらを参照のこと。大森靖子 公式ブログ - 襲名 - Powered by LINE 大森靖子 公式ブログ - 披露 - Powered by LINE 大森靖子 公式ブ…

音楽くらいは魔法であってくれよと願う私と、音楽を魔法たらしめんとする西の魔女のこと

音 楽 は 魔 法 で は な い ・ 大森靖子 - YouTube「音楽は魔法ではない」を巡る世間のことは置いておいて、伝えたい事は以下の3点。 「音楽は魔法ではない」という言葉に、私がどれほど救われたか 「でも音楽は...」のその先 「音楽の魔法」とは何か 本当…

大森靖子「draw (A) drow」によせて(歌詞を好きに壊す試み)

大森靖子「draw (A) drow」(Music Video / 千葉雄大Ver.)この、難解と呼ばれる歌詞を考える。 主たる正解は以下のインタビューを参照したらよいが、私は私で好きに壊して遊ぼうと思う。 kerastyle.jp友人から「短めでよろしく」と言われたが、いつも以上に…

BL is DOPE!! vol.5の記録

11/18、トークイベント「BL is DOPE!! vol.5」に参加(ただの聴衆なのだけど、参加という気持ち)してきた記録。私は5回目にして初。だってトーキョー、遠いんだもの。 これを読んでいる主に東京圏の漫画読みの方には、BLというジャンルの読者である無しに関…

大森靖子「流星ヘブン」によせて(一瞬でもいいから追いつくために)

大森靖子「流星ヘブン[零]」Music Video - YouTube大森靖子、ほぼ弾き語り的なほぼベスト的なアルバム『MUTEKI』(2017年9月27日発売)。 本作に収録されている、弾き語りでもなく再録でもない新曲、「流星ヘブン」について。 「大森さんがavexから出した曲…

「わたし」を構築する「わたしみ」、「わたし」が構築した「わたしみ」

大森靖子「わたしみ」Music Video - YouTube大森靖子ちゃんの新曲「わたしみ」が公開されたので、 「わたしみ」という言葉と、「わたしみ」の歌詞について思ったことを。「●●み」という表現 私が初めてこの表現を見たのは「バブみを感じてオギャる」という構…

愛人形と偶像崇拝、消費されないものはなにか

オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」を観に行った。 オリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」 | Schedule - スケジュール | アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talkラブドールの思い出と、感想、あと考えたことをつづる。平々凡々な女…

大森靖子ちゃんが、「あゆが好き」と言うことについて

あゆ、浜崎あゆみ。 歌手というかアーティストというか、むしろ「歌姫」だ。「あゆが好き」と大森さんが言っているのを初めて聞いたとき、多分2013年、3つくらいの意味で驚いた。ひとつめは、インディーズのミュージシャン(当時)が、こんなにメジャーなJ-P…

脊髄反射の全肯定は無視と同じだけれど、南くんについて

中学生の時。同じクラスの男の子と、何の気なしに好きなミュージシャンの話をしていた。 当時から盲目拗らせ神格化、彼らの良さをわかっているのは私だけ、簡単に言うと同担拒否の片鱗が見える女子中学生だった私は、 「あの人たちの曲は本当に全部サイコー…

「最初から希望とか歌っておけばよかったわ」と思っているのは誰なのか

最初から希望とか歌っておけばよかったわ 大森靖子「TOKYO BLACK HOLE」MusicClip - YouTube大森さんが3年ほど前のインタビューで、自身のファンの女の子について、以下のように述べていた。 モデル頑張ってますとか、大森さん見てるとやる気出ますみたいな…

ワンルームの魔法と恋の話

恋の話がしたい (MARBLE COMICS)作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 東京漫画社発売日: 2014/09/06メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「恋の話がしたい」というタイトルだけでもう胸がいっぱいになるこの表紙、 の、ときめきのはるか斜め上を…

「いつまでも眺めていられる美しいものが家の中にある」ということ

或る日突然、夫が「絵を買った。そのうち届くから。」と言った。青柳カヲルさんの素描だ。 Bunny Sings Point絵画には疎い。 家に絵画があるのは初めてだった。インターネットで観るのとは全く別物の作品、本物が目の前にあることにドキドキした。 絵を見て…

花を愛でている私が好き、なのではない

花が好きだ。 頻繁に買ったり育てたりはしていないが、家に花を飾るのも、庭園を見に行くのも好きだ。夫は、私の誕生日や結婚記念日に花束をくれる。 大抵の人は花が好きなのだと思っていた。 なので、花束をもらったことがとても嬉しく、友達に「これ、誕生…

ねぇ、愛を証明して?

にいちゃん (Canna Comics) 作者: はらだ 出版社/メーカー: プランタン出版 発売日: 2017/04/28 メディア: コミック この商品を含むブログを見る (1ミリたりともネタバレが許せない人は読まないほうが良い。)はらだ先生の「にいちゃん」を読んだ。ボーイズ…

客体化される自分を象徴する「女の子だけもらえるポケットティッシュ」

女の子だけもらえるポケットティッシュ 私のおまもり 汚れてもいいの 「新宿」で「女の子だけもらえるポケットティッシュ」といえば、 「女性性」を売り物にした産業へ勧誘するティッシュだろう。 ガールズバーやチャットレディやフロアレディの勧誘のポケッ…

「感情のステージ」で殴り合いたい相手は結局自分以外にいなかった

大森さんのLINEブログに懐かしい写真があがっていた。 ので、これにまつわる懐かしい文章を。 大森靖子 - u823.net 具体的な日付は覚えていないが、メジャーデビュー後に今のサイトに変わった。 twitterで検索した限りでは、2014年6月27日にこの改変について…

ザネリのことなんか知らないよ、なんでカムパネルラ、君がいなくならなくちゃいけなかったのさ

わたしをわたしにしてくれた、わたしを東京にすいこんだすべての芸術に、ゼロの身体でも生きてゆける魂をくれた本物の娯楽に、そして東京以外の優しい退屈に、全身全霊の手間と、点滅する幻の才能と、馬鹿な愛をこめて。いつも新鮮な敬意をもって、わたしは…

踏み絵としての大森靖子とJI・MO・TOの顔かわいいトモダチ

大森さんの新譜のレビューとか感想とかではなくて私の話。(ちゃんと先に言ったんだから私の話が読みたい人だけ読んでくれ)大森靖子ちゃんのメジャー3rdアルバム「kitixxxgaia」より、「JI・MO・TOの顔かわいいトモダチ」。私はこのアルバムを最初に1周した…

17/2/24 青色時代TOURでDAOKOちゃんと大森靖子ちゃん観てきたよ

大森靖子「ドグマ・マグマ」Music Video/YOUTUBE Ver. - YouTube 要約・DAOKOちゃんとてもよかった・フェスで見ても何もわからない・簡単に誰かを神様にしない・大森さん好き DAOKOちゃんのツアー「青色時代」に大森靖子ちゃんが出るので行ってきた。大阪、…

超歌手の大森靖子ちゃんが民放の連ドラ「カルテット」に1分間くらい出たよ

大森靖子「POSITIVE STRESS」MusicClip - YouTube 残念なことに、1個の空っぽな批判は30個の「大好き」に匹敵する力を持っていると私は思っているので、私がどうして「『カルテット』に大森靖子ちゃんが出演したこと」を好意的に受け止めているのかを、「脊…

根暗のOLだけど西野カナの「Have a nice day!」を聴いたらキラキラ女子も私と同じで人間なんだって思った話

このブログは長いだけなので、どちらかというとこれを読んでほしい。 トリセツを破り捨てた西野カナ - BASEMENT-TIMES 以下、私の話。 事の発端はいつものごとく、超歌手 大森靖子ちゃんだ。 大森靖子・New Album「TOKYO BLACK HOLE」全曲トレーラー - YouTu…

17/01/14 「りぼんのふろく展」@京都国際漫画ミュージアム

「りぼんのふろく展」に行ってきた。りぼんのふろく、ふろくの原画などが展示されていた。 目当ては主に90年代のふろくだった。りぼんを買っていたのは、「ご近所物語」連載開始から「こどものおもちゃ」連載終了までの1995年2月号から、1998年11月号で、私…

とにかく面白い漫画「コオリオニ」のこと

梶本レイカ先生の「コオリオニ」を読んだ。 コオリオニ(上) (BABYコミックス) 作者: 梶本レイカ 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと 発売日: 2016/02/24 メディア: コミック この商品を含むブログ (2件) を見る コオリオニ(下) (BABYコミックス) 作者:…

ロックンロール・ホモソーシャルVS私

ちょっと前に、元々結構普通に好きなバンドマンが結構普通にtwitterで燃えていた。 どのくらい燃えていたかというと、そのバンドを全然知らないたくさんの人がインターネットで激怒していたのを見たくらいだ。 終わった炎上なんて燃えカスだしもうすっかり忘…

ワンルームをぶち抜いたあとに待ち合わせはもうないけどまた会おうね

初めて一人暮らしをしたアパートは、ワンルームだった。片付けも掃除もできない私のワンルームはこんがらがっていて、寝ることも起きることもご飯を食べることも全部ぐちゃぐちゃだった。 部屋の外の世界とはうまく関わりが持てなくて、インターネットばっか…

16/10/08-16/11/11 TOKYO BLACK HOLE TOURの思い出

掻い摘んで、ライブの話はあまりなく、ただの日記。音楽以外に思いをはせることは穢れているのに、音楽の感想を言葉にすることも私には不相応だから、これはただの日記という言い訳をしないとブログも碌に書けない。 2016.10.8. NAGASAKI⚫️前日、装飾やぬい…

新⚫️zによせて

大森靖子ちゃんのアルバム「TOKYO BLACK HOLE」のリリースツアー「TOKYO BLACK HOLE TOUR」、のツアーメンバーである新⚫️z(しんぶらっくほーるず)の話。 「大森靖子ちゃんのバックバンド」について、順を追って話す。大森靖子&THEピンクトカレフは「大森靖…

「君に届くな」としか言い表しようのない気持ちのこと

言いようのない気持ちを、私より言語感覚に優れた人が言い表してくれることで、救われた気持ちになることがある。 いっとう好きな歌詞「お気に入り 使い古した絶望」はその最たるもので、手垢まみれで捨てられない記憶に名前をつけてもらったと思っている。 …

「34の塊」が「ババ抜きみたいに下校する」ことについて

本人の意向によらず、育った環境によってのみ得られてその後変えられないもの、に強い関心がある。 西の端っこの海に面した街で育った私にとって、海は坂の上にある実家の自室から毎日意識せず目に入るものであった。太陽は山から昇る、夕日は海に沈む。これ…