白昼夢、或いは全部勘違い

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ごく個人的な手紙の記録(2016/10/08)

これは、NAGASAKI⚫️公演企画の私から、ご来場のあなたへのごく個人的なお手紙です。
お手紙なのに手書きでなくてごめんなさい。

今日はどこからお越しでしたか。
市内?県内?島?九州のどこか?
それとも関門海峡津軽海峡の向こう?
もっとずっと海の向こうからですか?
(私はシーサイドライナーに乗りました。)

会場に来る途中、海の匂いはしましたか?
海、島影が霞む水平線、造船所、教会、坂道、西洋造りの建物、土砂降り、ここは、もう、どうしようもなく長崎という街です。
大森さんが一昨年、この会場に来てくれた時、街の匂いとか教えてほしくって、「長崎ってどんな匂いがする?」と尋ねました。
大森さんは、周りの空気を吸い込んで、「基本、海じゃない?」と答えてくれました。

あなたにとって、長崎はどんな街ですか。
一番愛した街ですか、それとも、一番憎んだ街ですか。優しい退屈はそこにありますか。

あなたにとって、大森さんはどんな存在ですか。
全国ツアーの日程に、「NAGASAKI⚫️」を見つけたとき、どんな気持ちでしたか。
願わくば、発表されたあの日から、あなたが毎日を生き延びる手助けになっていたらと思います。

大森さんは、「ねえ知ってた?アンダーグラウンドは東京にしかないんだよ」と歌っています。
だけどね、「夢も憂鬱も東京も私が全部見せてあげるよ」とも、「あなたがいればここは東京」とも歌っています。

あなたが、この公演に足を運ぼうと思ってくれたから、大森さんがNAGASAKI⚫️まで来てくださったんだと私は思っています。
ご来場、本当にありがとうございました。